選挙データ帳 › 解説 › 立候補の費用 › 市区町村長選挙

市区町村長選挙に立候補する費用

市区町村長選挙に立候補するときに、法律で決まっているお金(供託金、選挙運動費用の上限)と、公費で払われるもの、自分で払うものをまとめました。上限の目安は、選挙データ帳で一次情報を確かめた有権者数と定数から計算しています。

供託金50〜240万円公職選挙法 第92条
選挙運動費用の上限(中央値)約779.6万円546自治体から計算(市長選)
選挙運動の期間7日間告示日〜投票日の前日
法定ビラ・はがき16,000枚はがき 8,000枚(郵送料無料)

選挙運動費用の上限

市長・特別区長

81円 × 選挙人名簿の登録者数 + 310万円(人数割の部分は固定額の5倍まで。上限は最大1,860万円)

選挙データ帳で、有権者数を一次情報で確かめた546自治体で計算すると、いちばん低いのは北海道歌志内市の約330.6万円、いちばん高いのは鹿児島県鹿児島市の約1,860万円、中央値は約779.6万円です。

自治体有権者数上限の目安
和歌山県新宮市21,832人約4,868,400円
兵庫県小野市37,878人約6,168,200円
京都府京田辺市57,969人約7,795,500円
千葉県鎌ケ谷市93,245人約10,652,900円
千葉県松戸市414,551人約18,600,000円

町村長

110円 × 選挙人名簿の登録者数 + 130万円

選挙データ帳で、有権者数を一次情報で確かめた264自治体で計算すると、いちばん低いのは北海道神恵内村の約137.2万円、いちばん高いのは広島県府中町の約596.1万円、中央値は約306.9万円です。

自治体有権者数上限の目安
熊本県あさぎり町11,391人約2,553,100円
鳥取県琴浦町12,933人約2,722,700円
愛媛県愛南町16,079人約3,068,700円
佐賀県みやき町21,247人約3,637,200円
福岡県苅田町29,823人約4,580,600円

政令指定都市の市長

7円 × 選挙人名簿の登録者数 + 1,450万円

選挙データ帳で、有権者数を一次情報で確かめた18自治体で計算すると、いちばん低いのは静岡県静岡市の約1,845.6万円、いちばん高いのは神奈川県横浜市の約3,649.2万円、中央値は約2,129.4万円です。

自治体有権者数上限の目安
岡山県岡山市572,966人約18,510,800円
大阪府堺市674,497人約19,221,500円
広島県広島市970,593人約21,294,200円
兵庫県神戸市1,228,036人約23,096,300円
愛知県名古屋市1,895,514人約27,768,600円

いまの有権者数で計算した目安です。正式な額は、告示日の選挙人名簿の登録者数で計算し、選挙管理委員会が告示します(第196条)。上限を超えて支出すると罰則があります(第247条)。自分の自治体の目安は、各自治体の選挙ページの「立候補にかかるお金と決まり」に出しています。

公費で払われるもの

公費負担を受けるには、業者と有償の契約を結んで選挙管理委員会に届け出ることと、得票が供託金没収点に届くことが必要です(→ 選挙公営(公費負担)の仕組み)。

自分で払うもの

PR・運営会社のサービス 公費の範囲で、ポスター・ビラを作りたい方へ 自治体の単価に合わせたポスター・ビラの制作から、ホームページ・SNSの動画まで。LINEで頼める選挙応援エージェントがあります。 くわしく見る

よくある質問

市区町村長選挙の供託金はいくらですか?

市長・特別区長は100万円、町村長は50万円、政令指定都市の市長は240万円です(公職選挙法第92条)。

市区町村長選挙の選挙運動費用の上限はいくらですか?

「81円 × 選挙人名簿の登録者数 + 310万円」です(人数割の部分は固定額の5倍まで)。選挙データ帳で調べた546自治体では、中央値が約779.6万円でした。正式な額は告示のあとに選挙管理委員会が告示します。

市区町村長選挙で公費負担になるものは何ですか?

自治体に条例があれば、選挙ポスターの作成、法定ビラの作成(16,000枚まで)、選挙運動用自動車が、上限の範囲で公費で払われます。選挙はがき(8,000枚まで)は郵送料が無料です。

ほかの選挙の費用

根拠:公職選挙法(第92条 供託、第141条〜第143条 選挙公営の対象、第194条・第196条 選挙運動費用の制限、第247条 罰則)、公職選挙法施行令第127条(e-Gov法令検索)。実際の額・手続きは選挙管理委員会の案内で確かめてください。

メニュー
自治体を探す